子供と一緒に釣りに行きたい。
でも、どこなら安全なのか。トイレはあるのか。駐車場は停められるのか。
行ってみないと分からないことばかりです。
愛知県の知多半島は、伊勢湾に突き出た地形のおかげで潮通しがよく、アジ・サバ・イワシ・ハゼ・サヨリなど魚種が豊富な釣りのメッカです。
足場が整った釣り場が多く、子供を連れてのファミリー釣りに向いたポイントが揃っています。
この記事では、釣り歴40年の私が実際に何度も足を運んだ知多半島の釣り場を5か所紹介します。
魚種だけでなく、駐車場・トイレ・コンビニまでの距離・実際に釣れた魚まで、現地に行かないと分からない部分を全部書きます。
そして5か所すべてに共通しているのが、車を停めたら海が目の前だということです。
荷物を持って長い距離を歩く必要がありません。
子供を連れての釣りでは、これが想像以上に効いてきます。竿とクーラーボックスを持って堤防まで10分歩く——それだけで、子供は着く前に飽きてしまいます。
今回選んだ5か所は、その心配がないところばかりです。
1位 豊浜釣り桟橋|桟橋も駐車場も無料、柵ありで一番安心
知多半島でファミリー釣りといえば、まずここです。
豊浜釣り桟橋は柵が設置されているので、子供連れでも比較的安心して釣りができます。
そして意外と知られていないのが、桟橋も駐車場も無料だということです。



駐車場はかなり広く、満車で困った経験はほとんどありません。
トイレは徒歩3分ほどのところにあります。
コンビニは徒歩10分弱で、しかもそのコンビニは釣具まで置いてあります。仕掛けを忘れても現地でなんとかなるのは、ファミリー釣りでは大きな安心材料です。
釣れる魚はアジ・サバ・イワシ・サヨリ・ハゼなど。サビキ釣りで数釣りが楽しめます。
釣れたアジを生き餌にして、ヒラメやシーバスといった大物を狙うベテランの姿もよく見かけます。
ちなみに私がカサゴを釣ったのは桟橋の上ではなく、桟橋の横に続くテトラ周りです。
桟橋が混んでいる日は、こちらに回ると人が少なく落ち着いて釣りができます。ただしテトラの上は子供を立たせる場所ではないので、家族連れの場合は桟橋側から動かないほうが無難です。
- ✅ 桟橋・駐車場ともに無料
- ✅ 柵あり・比較的安全
- ✅ 駐車場が広い/トイレ徒歩3分/コンビニ徒歩10分弱(釣具あり)
- ❌ 投げ釣り・フカセ釣り・団子釣りは禁止
- ⚠️ 土日祝は早めの場所取りが必要
2位 冨具崎港|トイレが駐車場内、でも買い物は済ませてから
知多半島の中でも伊勢湾に最も飛び出した位置にあるのが冨具崎港(ふぐさきこう)です。
潮通しが抜群で、人気の高い釣り場です。
駐車場は広めで無料。そしてトイレが駐車場内にあります。これは子供連れにはかなり大きいポイントです。



ただし注意点があります。
コンビニも釣具店も車で5分ほどかかるので、エサも食べ物も買ってから行ってください。着いてから「あ、忘れた」となると往復10分が消えます。
自動販売機はあるので、飲み物だけはなんとかなります。
足場は手前側に柵があり、子供連れでも安心です。
ただし奥(沖側)は一段高くなっていて柵がありません。小さな子供を連れている場合は、奥まで行かせないようにしてください。
この場所のメインターゲットはキス・カレイ・ヒラメ・アオリイカです。
投げ釣りもフカセ釣りも禁止されていないので、釣りスタイルを自由に選べます。
私は夏場に団子釣りで、小型ではありますがチヌを5匹ほど釣りました。
ただ、ここで団子釣りをしている人を、私以外に見たことがありません。まだ誰も本気で攻めていないポイントということです。
- ✅ 駐車場は広め・無料
- ✅ トイレが駐車場内にある
- ✅ 潮通し◎/キス・カレイ・ヒラメ・アオリイカ
- ✅ 投げ釣り・フカセ釣りOK
- ⚠️ コンビニ・釣具店は車で5分。買い物は先に済ませる
- ⚠️ 奥は柵なし・小さな子供は近づけない
3位 大井漁港|のんびり派の穴場、ただし買い出しは要注意
大井漁港は柵こそありませんが、足場が平坦で釣りやすいポイントです。
混雑もそれほどなく、のんびり竿を出したい人に向いています。
駐車場は無料。広くはありませんが、停められなくて困っている人を見たことはありません。
トイレは歩いて5分ほどの公園にあります。派出所の隣なので目印にしてください。


ここは近くにコンビニも釣具店もありません。
エサ・飲み物・食べ物は必ず途中で買ってから向かってください。ここだけは本当に注意してほしいところです。
テトラ側ではカサゴ・ソイ・ベラが狙え、時期によってはちょい投げでハゼやシロギスも楽しめます。
投げ釣り・フカセ釣り・団子釣りの制限もありません。
私は初夏に団子釣りで、小型ではありますがチヌを1匹釣りました。
フカセ釣りをしている人はときどき見かけますが、団子釣りをしている人はやはり見たことがありません。
- ✅ 無料駐車場あり(広くはないが停められる)
- ✅ 平坦な足場で釣りやすい
- ✅ 釣りスタイルの制限なし
- ✅ カサゴ・ソイ・ベラ・ハゼ・シロギス
- ⚠️ トイレは徒歩5分の公園(派出所の隣)
- ❌ コンビニ・釣具店が近くにない。買い出しは必須
- ⚠️ 柵なし・小さな子供は要注意
4位 常滑港 護岸周り|駐車場1日500円、出たらもう一度払うことになる
常滑港の護岸周りは石畳になっていて、テトラや磯に比べれば格段に安全です。
ただし石畳は濡れると滑りやすいので、滑りにくいシューズを履いていくと安心です。
ここは駐車場が有料で、1日500円かかります。トイレは駐車場にあります。


そして地味に効いてくるのがこれです。
コンビニと釣具店は車で5分ほどの距離にありますが、一度駐車場を出ると、戻ってきたときにまた500円を払うことになります。
つまり実質、買い出しに出るのは1000円コースです。ここも買い物を済ませてから入るのが正解です。
狙えるのはカサゴ・シーバス・チヌ。サビキ釣りでアジ・サバ・イワシも狙えます。
私は団子釣りでチヌを狙っていますが、今のところ釣れるのはカサゴばかりで、チヌはまだ顔を見ていません。
必ず釣れるポイントだと思っているので、いずれリベンジするつもりです。
ただし右正面が西日になるため、この季節は日差しが強すぎて厳しいというのが正直なところです。夏場に行くなら朝のうちか、日が傾いてからをおすすめします。
- ✅ 石畳で比較的安全
- ✅ トイレが駐車場にある
- ✅ カサゴ・シーバス・チヌ/サビキでアジ・サバ・イワシ
- ❌ 駐車場は1日500円。一度出るとまた500円
- ⚠️ 濡れた石畳は滑りやすい
- ⚠️ 右正面が西日。夏の日中は厳しい
5位 常滑港 競艇場前|車が横付けできる、ただしトイレがない
ファミリー釣りという観点だけで見れば、実はここが一番おすすめかもしれません。
なんといっても車が横付けできます。
荷物が多くなりがちなファミリー釣りで、車をすぐ横に停められるのは想像以上に楽です。
駐車場は無料でかなり広く、足場もフラットで安心感があります。
雨や風が強い日でも、車を横付けしたまま傘代わりにして釣りができるのも、ここだけの強みです。


コンビニは徒歩4〜5分。釣具店は車で5分ほどかかります。
ただし最大の弱点はトイレがないことです。
向かいの競艇場で借りられるのかどうかは、私も確認できていません。
子供を連れて行くなら、来る途中のコンビニで必ず済ませてから向かってください。ここだけは覚悟しておく必要があります。
釣れる魚はアジ・サバ・イワシ。夏場にはサヨリも狙えます。
フカセ釣りをしているおじさんを2〜3人見かけました。
私は団子釣りをしましたが、この日は坊主でした。それでも車の横付けができる快適さが気に入って、また行くつもりです。
- ✅ 車の横付けOK・駐車場無料でかなり広い
- ✅ フラットな足場で安全
- ✅ 悪天候でも車を風よけにして釣りができる
- ✅ アジ・サバ・イワシ・サヨリ
- ❌ トイレがない。事前に済ませてから行く
- ⚠️ コンビニ徒歩4〜5分/釣具店は車で5分
5か所を一覧で比べる
あらためて並べます。
5か所すべて、車を停めたら海が目の前です。違うのは、駐車料金・トイレ・柵・買い出しのしやすさです。
| 釣り場 | 駐車場 | トイレ | 柵 | 買い出し |
|---|---|---|---|---|
| 豊浜釣り桟橋 | 無料・広い | 徒歩3分 | あり | 徒歩10分弱(釣具あり) |
| 冨具崎港 | 無料・広め | 駐車場内 | 手前のみ | 車で5分 |
| 大井漁港 | 無料・やや狭い | 徒歩5分 | なし | 近くにない |
| 常滑港 護岸 | 1日500円 | 駐車場内 | なし | 車で5分(再入場500円) |
| 常滑港 競艇場前 | 無料・広い | なし | なし | 徒歩4〜5分 |
5か所共通で狙える魚
紹介した5か所のいずれでも狙える魚をまとめます。
型は問いませんが、数釣りが楽しめます。
- 🐟 アジ・サバ・イワシ(サビキで狙いやすい)
- 🐟 ハゼ(ちょい投げで◎)
- 🐟 サヨリ(夏〜秋が狙い目)
- 🐟 カレイ・キス(場所による)
- 🐟 ヒラメ・シーバス(大物狙いに)
ファミリー釣りにおすすめの道具
初めて子供と釣りに行くなら、まずはサビキ釣りセットから始めるのがいちばん手軽です。
サビキ仕掛けセット
アジ・サバ・イワシを狙うならサビキ釣りが間違いありません。初心者でも簡単に釣れるのでファミリーには最適です。
サビキ仕掛けセット をAmazonで見る
サビキ仕掛けセット を楽天で見る
子供用ライフジャケット
海釣りでは子供に必ずライフジャケットを着せてください。柵のある釣り場でも例外はありません。
子供用ライフジャケット をAmazonで見る
子供用ライフジャケット を楽天で見る
フィッシングシューズ
常滑港の石畳のように、濡れると滑る足場は知多半島に多いです。ソールがしっかりしたものを選んでください。
フィッシングシューズ をAmazonで見る
フィッシングシューズ を楽天で見る
クーラーボックス
釣った魚を持ち帰るなら必須です。夏場は飲み物を冷やすのにも使えます。
クーラーボックス をAmazonで見る
クーラーボックス を楽天で見る
ゴンちゃんのまとめ
知多半島には釣り場がたくさんありますが、ファミリーで行くなら選ぶ基準は魚だけではありません。
車を停めて海が目の前か。トイレがあるか。忘れ物をしたときにコンビニがあるか。子供を連れて行くと、この3つが釣果より効いてきます。
今回の5か所を選んだ一番の理由も、実はそこです。
どこも駐車場から海までほとんど歩きません。子供が「まだ着かないの」と言い出す前に、竿が出せます。
安全さと安心さで選ぶなら、迷わず豊浜釣り桟橋です。柵があって、桟橋も駐車場も無料。コンビニに釣具まで売っています。
荷物が多い日や、小さい子供がいて長く歩けない日は常滑港の競艇場前。車を横付けできる快適さは他にはありません。ただしトイレだけは先に済ませてください。
のんびり竿を出したいなら冨具崎港か大井漁港。どちらも買い出しを先に済ませておけば、静かにいい時間が過ごせます。
そして冨具崎港と大井漁港では、私以外に団子釣りをしている人を見たことがありません。
まだ誰も本気で攻めていないということです。私はここでチヌを狙い続けるつもりです。
常滑港の護岸では、まだチヌの顔を見ていません。西日が落ち着く季節になったら、必ずリベンジします。
子供と行く釣りは、釣れるかどうかより「また行きたい」と言ってもらえるかどうかです。
まずは柵のある釣り場から、気軽に出かけてみてください。
あわせて読みたい
・【常滑港】真夏の団子釣りでカサゴ5匹!チヌの気配を感じた釣行レポート
・サビキ釣り入門|子連れでも絶対釣れる堤防の始め方
・【知多半島テトラ穴釣り】カサゴ・ベラ・メバル15匹!壊れかけリールでも釣れた理由
この記事が役に立ったら教えてください!


コメント